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2013記念講演会/服部行男氏

 

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株式会社 名南製作所・取締役会長 服部行男氏(一般社団法人 日本木工機械工業会・相談役)による2013記念講演会が、11月22日(木)午前11時から名古屋市内の「東京第一ホテル錦」において行われました。
平成25年度優良社員表彰式の一環として行われました講演会の聴講者は表彰をうけた25名をはじめ会員企業の代表者、来賓、そして記者クラブのメンバーなど約50名。聴講者は、缶ビールを使った実験をまじえた服部会長「五十年続く我が社の勉強会」と題する講演に熱心に聴き入りました。
業界を代表する合板メーカーとして発展し続ける名南製作所。同社が今日あるのは、50年にわたって続けられてきた「勉強会」、と説く服部会長。
講演のハイライトとなった実験では、壇上に傾斜をつけた会議用テーブルが用意され、高い地点に2本の缶ビール(①缶ビールを振って泡立てたもの、②泡立ててないもの)を軸方向に並べ、同時に手放したらゴール地点での結果はどうなるか?という設問があり、聴講者からは①同着、②泡立てた方が早い、③泡立てない方が早い、という三様の答えがでました。
実際にやってまるとわかりますが、ポイントは「答」ではありません。設問に対して⇒答を仮想し⇒その事由を考える、その過程、自由な発想、そして「勉強会」の在り様そのものが重要と説きます。
身近にあるものを教材にするなど、長年にわたって続けられてきた同社の自由参加型「勉強会」。それは、年齢や経験を超えて、平等に、真摯に、問題に取り組む時間帯ですが、そこから派生する波及効果が又大きいと説きます。
今も続けられる「勉強会」・・・・・「ナンバー・ワン」、「オンリー・ワン」のモノづくりの原点がそこにあるように思われます。

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